ボイドタイムとは?新月・満月の願い事は避けるべき?過ごし方もご紹介

「月の力を借りて願い事を叶えたい」そんな方には、ぜひ知っていただきたい「ボイドタイム」という時間帯です。物事の決断や願い事には不向きとされる一時的な「空白の時間帯」であるボイドタイムですが、その特徴や有効活用法を知ると、普段の生活にも良いリズムが取り入れられるかもしれません。今回は、ボイドタイムの基本、新月や満月の願い事のタイミング、さらにボイドタイムを活用したおすすめの過ごし方についてご紹介します。

ボイドタイムとは「空白の時間帯」

ボイドタイムは、西洋占星術で「月が次の星座に移行するまでの空白の時間帯」とされています。月は約2~2.5日ごとに次の星座に移り、ある星座で最後のアスペクト(他の惑星との角度)を終えると、次の星座に移るまでの間は「孤立状態」となります。この期間がボイドタイムと呼ばれ、月の影響が弱まるとされているのです。

月は私たちの感情や潜在意識にも大きく影響を与えていると考えられているため、ボイドタイム中は心が不安定になりやすいとされ、物事の計画や決断には不向きとされています。そのため、政治家や投資家の中には、大事な会議や決断をボイドタイムに避ける人もいると言われています。気にしないという人も、日常生活で重要な決断の際には、ボイドタイムをチェックしてみるとよいかもしれません。

ボイドタイムに願い事を避けるべき?新月・満月の願い事は?

月のサイクルを活用し、願い事や目標設定をしたい場合、新月や満月に願い事を行うのが最適なタイミングです。ただし、ボイドタイム中は月の影響が弱まりやすく、願い事に込めたエネルギーが届きにくいとも言われています。それぞれの月の特徴を理解し、ボイドタイムを避けることで、よりパワフルに願い事が叶いやすくなるでしょう。

新月に願い事をするタイミング

新月は新しいことを始めるのに絶好のタイミングです。新月には目標を立てたり願い事を紙に書いたりするのに適しています。ただし、新月がボイドタイムと重なる場合は月のパワーが弱まり、願い事に込めたエネルギーが届きにくくなるとされています。新月の願い事は、新月を迎えてから48時間以内で、ボイドタイムを避けるようにすると、より強力なエネルギーを受けられます。

満月と願い事のタイミング

満月は達成や浄化、手放しに適したタイミングとされ、いらないものを手放したり感謝を伝えるのに適しています。ただし、満月がボイドタイムと重なる場合、浄化のエネルギーが停滞しやすくなり、願い事や感謝の気持ちを伝える効果が薄れる可能性があります。そのため、満月の願い事はボイドタイムが終了してから行うのが良いでしょう。

【2024年11月以降】ボイドタイムと新月・満月が重なるタイミング

ボイドタイムは約2~2.5日ごとに訪れるため、新月や満月とも重なることがあります。以下は2024年11月以降の新月・満月とボイドタイムの早わかり表です。この情報を活用して、願い事や計画を立てる際にぜひ参考にしてみてください。

新月・満月のタイミングボイドタイム
11月新月 1日 21:48~1日 1:57~2:29
満月 16日 6:29~16日 16:02~16:08
12月新月 1日 15:22~3日 0:47~6:09
満月 15日 18:03~13日 21:39~14日 2:21
15日 23:32~16日 4:21
新月 31日 7:27~30日 8:34~13:37
1日 15:01~19:50

スケジュールを調べながら願い事をすることで、月のエネルギーをより強く受け取れるでしょう。

【無料カレンダーアプリ】ボイドタイムと月の満ち欠けが分かる!

ボイドタイムを活用するには、月の満ち欠けのタイミングを知ることが重要です。しかし、「今日のボイドタイムは?」と毎日月のリズムを意識し、スケジュールを組むのは手間がかかります。そこで、便利なカレンダーアプリを活用すれば簡単に確認できます。

シンプルボイドタイムカレンダー(Android)

ボイドタイムを表示するアプリ。ウィジェット利用はアプリ内課金が必要です(Android7.0以上が対象)。

月よみ-月のおまじない情報まとめアプリ(iPhone)

新月や満月、アフォメーションやボイドタイムの情報が簡単にチェック可能です。ボイドタイムにしてはいけないこと

ボイドタイムは感情が不安定になりやすい時間とされているため、大きな決断や行動は控えたほうが良いとされています。以下に、具体的にボイドタイムに避けるべきことや注意事項について紹介していきます。

重要な決断や契約

ボイドタイム中は注意力が散漫になりがちで、確認漏れやミスが発生しやすくなると言われています。特に、契約書へのサインや大事な決断は、後悔や問題が起きるリスクを避けるためにも、できればボイドタイム外で行うと良いでしょう。

目標を立てる

ボイドタイム中に無理に目標を立てると、方向性が定まらないまま挫折してしまうことも。ボイドタイムは情報を整理する時間として捉え、終了後に改めて目標設定するのがおすすめです。

新たな仕事を始める

新しい仕事を始めるには集中力やエネルギーが必要です。ボイドタイム中は注意不足によるミスや思わぬトラブルに巻き込まれやすい傾向があります。ボイドタイム中は準備期間と捉えて、新たな仕事のスタートはボイドタイム終了後にすると良いでしょう。

旅行や移動の計画

旅行や引越しなどの移動は不確定要素が多く、ボイドタイム中に計画を立てるとハプニングが発生しやすいとされています。移動がボイドタイムに重なる場合は、事前のしっかりと準備することでリスクを減らせます。

大切な人との話し合い

ボイドタイム中は感情が乱れやすく、話し合いで誤解が生じやすい時間でもあります。じっくりと話し合いたい場合は、ボイドタイムが終了した後のほうが円滑に進みやすくなるでしょう。

ボイドタイムはリラックスタイム!おすすめの過ごし方

ボイドタイムは「決断や新たな行動を控えるべき時間」とされますが、「危険なのか?」と聞かれれば、そんなことは全くありません。むしろ、ボイドタイムはリラックスや内省のための貴重な時間です。心を整理し、次の新月や満月に備えるリフレッシュタイムとして、上手に活用してみましょう。

自分を見つめ直す

忙しい日常から少し離れ、自分の内面を見つめ直す時間としてボイドタイムを活用するのも良いでしょう。この時間に自分の気持ちを整理し、過去の経験や行動を振り返ることで、次の目標に向かう意識が高まり、進むべき道筋が明確になることもあります。

リラックスと休息

ボイドタイムは心身をメンテナンスする時間としてもぴったりです。音楽を楽しむ、ゆっくり入浴する、好きなアロマを楽しむ、軽くストレッチしてリラックスするなど、自分にとって心地よいひとときを過ごすことで、リフレッシュできるでしょう。

部屋の掃除や片づけ

ボイドタイムは、部屋の掃除や整理整頓するのにも最適です。整理整頓は心の整理にもつながり、気分もすっきりします。心身が整った状態で次の新月や満月に備えられたなら、より月のエネルギーを受け取りやすくなるでしょう。

まとめ

ボイドタイムは、月が次の星座に移るまでの一時的な「空白の時間帯」です。ボイドタイムには月のエネルギーが弱まり、新月や満月で願い事をしたい場合にもボイドタイムは避けたほうがより良い結果を得やすいとされています。日々の生活においても、ボイドタイムを自己ケアや内省の時間に活用し、月のサイクルとリズムを取り入れることで心豊かな毎日が待っています。

ぜひ、ボイドタイムをうまく活用し、自分自身と向き合うひとときを設けることで、よりスムーズに日常生活を楽しめるでしょう。月のエネルギーを味方に、心のバランスを整えてみてくださいね。