風水でトイレに置いてはいけないものは?運気の上がるトイレも紹介

「なんとなくツイてない…」と感じるとき、思いがけない場所に原因があるかもしれません。そのひとつが、毎日使う”トイレ”。風水では、トイレは家の運気に大きく影響する大切な場所とされています。

この記事では、風水の観点からトイレに置いてはいけないNGアイテムや、運気を整えるアイテム、毎日のちょっとした習慣まで、やさしくご紹介します。今日から無理なく始められる開運習慣を、ぜひ取り入れてみてください。

トイレが持つ風水的な役割とは?

トイレは「不要なものを排出する場所」であり、風水では”陰の気”がこもりやすいとされています。風水においては、陰と陽のバランスがとても重要です。陰の気が蓄積されたままになると、家全体の運気を下げてしまうと考えられています。

特に影響が出やすいのは次の3つです。

  • 金運:湿気や汚れがあると、お金の流れも滞りがちに
  • 健康運:カビやにおい、空気のよどみが体調不良を引き起こす
  • 人間関係運:乱雑な空間はイライラや不和を引き寄せやすい

トイレを整えることは、家全体の「気の質」を高める第一歩。清潔で心地よい空間が、開運の土台になります。

運気を下げるNGアイテム5選

ここでは、風水の観点から見て「トイレに置いてはいけないもの」とされるアイテムを5つご紹介します。何気なく置いているものが、運気を下げているかもしれません。思い当たるものがあれば今日から見直してみましょう。

1.汚れたマットや黒っぽい布製品

ほつれやシミのあるマット・カバー類は、”陰の気”をためこみやすく、黒い色は”水の気”が強すぎてトイレとは相性が良くありません。アイボリーやベージュなど明るい色の清潔なものに替えると、運気が整いやすくなります。

2.紙類(新聞・雑誌・トイレットペーパーのストック)

紙は気を吸いやすく、不要なものを溜め込むと陰の気を引き寄せます。読み終えた新聞や雑誌は早めに処分し、トイレットペーパーもなるべく見えない場所に収納すると◎。

3.掃除道具を見える場所に置く

掃除用ブラシや洗剤が視界に入ると、雑然とした印象を与え、気の流れを妨げます。扉付きの収納にしまうか、布やカゴでさりげなく目隠ししましょう。プラスチックのケースは”火”の気が強く、トイレの”水”の気との相性が悪いため、なるべく避けたいところです。

4.使い古しの芳香剤や強すぎる香り

香りが飛んでしまった芳香剤や、人工的で強い香りはかえって気を乱します。ナチュラルなアロマや優しいお香などに変えて、心地よい空間を目指しましょう。

5.大きすぎる観葉植物

植物は良い気を呼び込むアイテムですが、トイレのような狭い空間に大きすぎる植物を置いてしまうと、気の流れを塞いでしまいます。小ぶりで日陰でも育つ観葉植物を選びましょう。

運気を呼び込む!トイレにおすすめのアイテム

トイレの気を整えるには「何を置かないか」だけでなく、「何を置くか」も大切です。以下のアイテムを取り入れて、気の巡りを整えましょう。

明るく清潔感のあるマットや布製品

ベージュやアイボリー、淡いピンクなどの暖かい色味は、空間を明るく保ち、穏やかな気を呼び込みます。ナチュラルな綿や麻素材を選ぶことで、トイレ全体がやわらかく落ち着いた印象に整い、やさしい気を広げてくれます。

小ぶりな観葉植物

トイレは狭くて日当たりが悪い場所が多いため、ポトスやサンスベリアのような耐陰性がある植物が最適です。植物は空気の浄化だけでなく、視覚的にもリラックス効果を与えてくれます。土を使わないハイドロカルチャーは、衛生的でもおすすめです。

ナチュラルな香りのアロマ

柑橘系やラベンダーなど、ほのかに香るアロマは、気分をリセットしながら空間の「気」も整えてくれます。スプレーやディフューザー、お香など、好みに合わせた香りの演出を楽しんでみてください。

フタ付きの収納グッズ

掃除道具やストック品は、フタ付きのケースやボックスで隠すのが風水的にベスト。インテリアに合ったデザインの木製や布製、紙製のカゴやボックスにまとめ、スッキリした見た目を保つことで、運気も整いやすくなります。

”気の流れ”をよくするトイレの使い方

運気を上げるためには、トイレを「どう使うか」も大事です。運気アップのヒントになる日常のちょっとした習慣をご紹介します。

毎朝の換気と掃除を習慣にする

トイレは湿気やにおいがこもりやすく、放っておくと陰の気がたまりがちです。朝の換気と簡単な拭き掃除を日課にするだけでも、空間の気は大きくかわります。掃除しやすく物を減らす工夫も効果的です。

便器のフタは必ず閉める

水は風水において「運気を流すもの」とされており、フタを開けたままにしておくと、金運や健康運が逃げてしまうと考えられています。使用後はきちんとフタを閉める習慣をつけることで、良い気を保ちやすくなります。

家族みんなで気持ちの良い空間に

トイレは家族全員が使う場所だからこそ、誰か1人に任せず、気づいたときにサッと掃除するなどの気配りが大切です。ペーパーの補充や清潔さを保つ小さな習慣が、空間にやさしい気の流れを生み出します。

意外と盲点?見落としがちな風水的NG

ここでは、意外と見落としがちな「気の乱れを招く要素」とその改善方法をご紹介します。

暗くて寒い、空気がこもったトイレ

一般的にトイレは窓が小さく、日の当たりにくいところにあることが多い場所です。光が届かず寒々しい空間は、陰の気が強まりやすくなります。暖色系の照明や小型ヒーターで対策し、窓や換気扇を活用して風通しを確保しましょう。

トイレ用スリッパがない

トイレの”気”を他の部屋に持ち出さないためにも、専用スリッパの設置がおすすめです。洗い替えがあれば、衛生的にも安心です。

不快な音や強すぎる香り

人工的な香りや生活音は、空間を落ち着かなくさせます。ナチュラルなアロマや静かな音環境を意識して、居心地のよさを保ちましょう。

冷たい印象のインテリア

白やプラスチック素材ばかりの無機質な空間は、気の巡りを停滞させます。木製の小物や布製品で温かみを演出しましょう。

まとめ

トイレは、ただの水回りではなく、心も運気もリセットできる大切な場所です。風水は、特別な道具や知識がなくても、日々のちょっとした工夫や気配りから始められます。風水の観点から見て「トイレに置いてはいけないもの」を手放し、必要なものを心地よく整えることで、空間の気も自然に整っていきます。そして、そんな前向きな一歩が、きっとあんたの日常に小さな幸せを運んでくれるはずです。