草花に「花言葉」があるように、宝石やパワーストーンにも「石言葉」があることを皆さんはご存じでしょうか。
10月の誕生石の一つとして知られる「オパール」は、見る角度によって七色に変色する遊色効果が大きな特徴で、ジュエリーの石としても非常に高い人気を誇っており、10月生まれの大切な人へのプレゼントやお自身の守護石として購入を検討している人もいるでしょう。しかし、そんなオパールの石言葉は怖い意味があるという意見も一部で囁かれています。
そこで今回は、10月の誕生石であるオパールの石言葉は本当に怖いのかを調査し、同じく10月の誕生石である「トルマリン」についての特徴をもとにどっちがおすすめなのか紹介します。
オパールの石言葉は怖い?
石好きの人なら「オパールの石言葉が怖い」や「不幸をもたらす」という噂を耳にしたことがあるかもしれません。しかしオパールの石そのものには怖い意味はなく、むしろ前向きな意味を持っています。
これはオパールに限った話ではなく、ペリドット 石言葉 怖いなど、宝石やパワーストーンには不安になるような噂が多く存在しているのも事実です。
それではなぜオパールの石言葉が怖いという噂が出たのでしょうか。これには19世紀の文学作品や商業的な背景が関係しているようです。
1.小説『ギエールスタインの騎士』
1829年に発表されたイギリスの作家ウォルター・スコット氏の小説『ギエールスタインの騎士』において、作中のヒロインが身に着けていたオパールに聖水がかかってしまい、石の輝きが失われて彼女が消滅してしまうといった描写がありました。
この小説がベストセラーとなり、「オパールは不吉な石」というイメージがヨーロッパで広く定着してしまったようです。
2.ダイヤモンド商人の噂
19世紀当時、オパールは非常に高い人気を誇る宝石でした。オパールの人気が高まることによりダイヤモンドの販売数が減少することを恐れた宝石商たちが、先にご紹介した小説(ギエールスタインの騎士)を根拠に「オパールは不幸を呼ぶ石」という悪評を広めたとも言われています。
3.割れやすい石だから
オパールという石は、内部に数%の水分を含んでいる繊細な鉱石です。これが何を意味するかと言いますと、急激な乾燥や衝撃に非常に弱く亀裂が入ってしまう可能性があります。
昔は今ほど優れたジュエリー加工技術はなかったため、加工中に割れてしまうトラブルが多かったことも「不吉」とされる要因の一つになりました。
オパールの本来の意味は?
オパールという宝石は「神の石」や「幸運を呼ぶ石」として、古代ローマ時代から愛と希望の象徴として珍重されてきた歴史があります。また、シェイクスピアの時代においても「宝石の奇跡」と称され、縁起の良い石としても親しまれていました。
現代のフォーマルな石言葉において、オパールには「希望」や「友情」、「幸福」といった前向きな言葉が並んでおり、その中でネガティブな意味は一つも存在しません。
色によって意味も異なる
一言でオパールと言っても、様々な色や種類があります。その種類によっても象徴する石言葉は異なるため、基本的なオパールの種類ごとに石言葉をまとめました。
| オパールの種類 | 石言葉 |
| ホワイトオパール | 希望、潔白、友情、幸福 |
| ブラックオパール | 魅力、カリスマ、勝者 |
| ファイアオパール | 情熱、不屈、生命力の強化 |
| ボルダーオパール | 希望、幸福 |
| ピンクオパール | 愛、希望、無邪気、友情 |
| グリーンオパール | 幸運、生命、子宝、成鳥、希望 |
| ウォーターオパール | 乙女の恋心、無限の可能性、願望、解法、幸福 |
このように、種類は違っても「幸福」や「希望」といった前向きな石言葉ばかりが並んでいるため、贈り物にもピッタリの石と言えるでしょう。
オパールとトルマリンはどっちがおすすめ?
10月の誕生石で、オパールと共に認定されている石が「トルマリン」です。10月生まれだったり、送りたい相手が10月生まれの場合はオパールとトルマリンのどっちを選ぶべきか悩むかもしれません。
ここではトルマリンの石言葉や魅力などを簡単に紹介し、どちらを選ぶべきかの基準について見ていきましょう。
トルマリンの基本情報と石言葉
もう一つの10月の誕生石であるトルマリンは、地球上でもっとも多くのカラーバリエーションを持つ宝石です。主な産地はブラジルやモザンビーク、ナイジェリアなどが有名で、大きな特徴として摩擦や熱を加えることにより帯電する性質を持っており、和名では「電気石(でんきせき)」と呼ばれています。
トルマリンが持つ基本的な石言葉は、「希望」「友情」「潔白」「無邪気」などがありますが、こちらもカラーバリエーションごとに異なる石言葉や意味を持っているため、そういった意味ではオパールに少し似ているかもしれません。
以下は代表的なトルマリンの石言葉です。
- ピンクトルマリン:愛情、思慕、寛大(恋愛のお守りとして人気)
- ブルートルマリン:冷静、直感
- グリーントルマリン:調和、忍耐
オパールとトルマリンの選び方
自分や大切な人へプレゼントをするのであれば、オパールとトルマリンのどっちを選べばいいのか悩んでしまうことでしょう。用途や着用シーン、相手の好みに合わせて選ぶことで、より満足度の高い選択ができます。
オパールがおすすめな人
オパールは一つとして同じ模様が存在しないため、他の人と被らない自分だけの特別な石を探している人にはぴったりです。また、レトロで温かみのあるクラシックな装いに非常によく似合うので、アンティーク調の雰囲気を好む人に強くおすすめできます。
ただしオパールは衝撃に弱い繊細な石なので、普段使いするリングなどよりはペンダントやピアスなどで身に着けると良いでしょう。
トルマリンがおすすめな人
トルマリンはオパールと比べて硬度が高い(硬度7以上)あるため、普段使いのジュエリーとして衝撃などを気にせず扱いやすい特徴があります。湿度や温度の変化にも比較的強いためお手入れも簡単なので、毎日のように身に着けたい人におすすめです。
また、ピンクや緑、青、黒などカラーバリエーションが非常に多いので、自分の推しカラーだったり、贈る相手の好みに合わせやすいでしょう。
まとめ
10月の誕生石の一つとして知られる「オパール」は石言葉が怖いという噂があり、気になっているけど購入するか迷っているという人もいるかもしれません。しかし、オパールの石自体には怖い意味を持つ石言葉はなく、19世紀ヨーロッパの小説や宝石商の噂話などから「不幸になる石」というイメージが広がってしまったようです。
もう一つの10月の誕生石である「トルマリン」も、オパールと同様に前向きな石言葉が並んでおり、どっちがおすすめか気になるかもしれませんが、石の特性や好みの色なども踏まえてお気に入りのものを見つけてくださいね。






